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大阪都構想、前回世論調査から僅差で賛否逆転 反対43・6%、賛成43・3% - 毎日新聞 - 毎日新聞

 大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する「大阪都構想」について、毎日新聞は23~25日、大阪市内の有権者を対象に電話による2回目の世論調査を実施し、都構想への反対が43・6%で、賛成の43・3%を僅差で上回った。賛否は拮抗(きっこう)しているが、賛成が反対を10ポイント近く上回った9月上旬の前回調査(賛成49・2%、反対39・6%)から逆転した。

 都構想の賛否を問う住民投票は11月1日に実施され、賛成多数の場合は2025年1月1日の特別区移行が決定。逆に反対多数になれば大阪市の存続が決まる。投開票が1週間後に迫る中、賛否両派の終盤の攻防が激しさを増している。「分からない」「無回答」と答えた人が計13・1%おり、情勢は変化する可能性がある。

 賛成の理由を尋ねたところ、「二重行政が解消されるから」が35・8%で前回と同じく最多だった。「思い切った改革が必要だから」(23・8%)、「大阪の経済成長につながるから」(18・1%)と続いた。

 反対理由の最多は「メリットが分からないから」の30・8%。「大阪市がなくなるから」(21・3%)が前回から約5ポイント増え、2番目になった。「住民サービスが良くならないから」(15・3%)も多かった。

住民投票に極めて高い関心

 特別区の区域ごとの賛否を見ると、北区(賛成48・2%、反対39・6%)と中央区(賛成48・5%、反対40・0%)で賛成が上回り、淀川区(賛成35・9%、反対50・0%)と天王寺区(賛成38・5%、反対46・4%)で反対が優勢だ。

 住民投票に「必ず行く」「たぶん行く」と答えた人は計82・4%で、「期日前・不在者投票をした」(13・9%)を加えると96・3%に達し、極めて高い関心がうかがえる。

 制度案への理解度では、「よく理解している」「ある程度理解している」が計64・3%で、「あまり理解していない」「ほとんど理解していない」の計35・2%を上回った。大阪府・市の説明を「十分ではない」と回答した人は70・0%で依然として多い。

 松井一郎市長の支持率は53・8%(前回57・9%)、吉村洋文知事の支持率は65・5%(同75・5%)でいずれも前回より低下した。

 政党支持率は、自民党24・0%(前回27・3%)▽日本維新の会22・5%(同27・8%)▽公明党5・1%(同6・2%)▽共産党4・3%(同4・7%)▽立憲民主党3・7%(同2・9%)▽れいわ新選組1・7%(同0・5%)。「支持政党なし」は32・4%(同26・9%)だった。【津久井達】

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