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富山知事選、新人の新田八朗氏が現職らを破り当選 半世紀ぶりの保守分裂制す - 毎日新聞 - 毎日新聞

富山県知事選で当選確実となり、バンザイする新田八朗氏(左から2人目)。右端は姉の高橋はるみ参院議員=富山市で2020年10月25日午後9時4分、木葉健二撮影

 25日投開票された富山県知事選は、無所属新人で日本海ガス(富山市)前社長の新田八朗氏(62)が、無所属の現職で5選を目指した石井隆一氏(74)らを破って初当選した。有権者に占める自民党員の比率が全国一とされる保守王国で、自民県連が半世紀ぶりに現職支持を巡って分裂。激しい選挙戦の末、有権者は官僚出身者による県政からの刷新を選択した。一方、自民内部で争ったしこりは尾を引きそうで、次期衆院選への影響を懸念する声もある。

 知事選を巡っては、自民党、公明党、国民民主党の県組織は石井氏を推薦したが、一部の県議や富山市長らが新田氏の支援に回った。

 新田氏は選挙戦で石井氏の多選に加え、県政の停滞をたびたび批判してきた。国の家計調査で富山市の世帯収入が過去5年で下がったことを挙げ「経済人としてこれ以上、放っておけない」と強調。新型コロナウイルスで打撃を受けた企業の支援策など経済重視の姿勢を示した。

 当選確実の一報を受けた新田氏は「これからは(ラグビーの)ノーサイドの精神で、全てワンチームでこれからの富山県を作っていく」などと語った。

 一方、2004年の初当選以来、自民県連を主体とする各党相乗りの選挙で当選を重ねてきた石井氏は初めて、保守同士の激しい選挙戦を強いられた。党三役経験者や現職大臣が相次いで応援に入るなど「国政選挙並み」の態勢で県内をくまなく遊説。だが、保守分裂の影響は大きく、自民は最後まで一枚岩になりきれなかった。ある県議は「このような分裂を招いてしまっては、今後の選挙にも影響しかねない」と漏らす。

 知事選には無所属新人で富山市のNGO代表、川渕映子氏(71)も立候補し、共産党県委員会などで作る市民団体や社民党県連が支援したが、及ばなかった。【砂押健太、高良駿輔、青山郁子】

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