東京都港区の東京メトロ南北線白金高輪駅で8月24日夜に硫酸をかけたとして大学生の花森弘卓(ひろたか)容疑者(25)=静岡市葵区=が傷害容疑で逮捕された事件で、重傷を負った都内に住む会社員の男性(22)が「(花森容疑者から)昨年9月ごろに脅迫めいた手紙が自宅に届いた」と話していることが捜査関係者への取材で判明した。花森容疑者から「自宅に泊まりたい」と持ちかけられたが、断ったのが原因とみられるという。
男性は花森容疑者が以前通っていた沖縄県の大学の後輩。もともと花森容疑者は後輩である男性に対等の話し方をされていたことに不満を示しており、警視庁捜査1課は宿泊を断られたことでさらに恨みを募らせた可能性があるとみている。
捜査関係者によると、花森容疑者は沖縄の大学に男性より1年早く入学したが、2年生になって入ったサークルでは男性と同期だった。昨年9月ごろ、静岡県の大学に編入していた花森容疑者から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「泊まりに行っていいか」と男性に連絡があった。沖縄の大学に在学中だった男性は、卒業論文の作成で忙しいことを理由に断ったが、執拗(しつよう)に求められたためラインをブロックしたという。態度を改めることなどを求める脅迫めいた内容の手紙が届いたのはその直後だった。
男性は今年7月、都内の路上で花森容疑者に突然声を掛けられ、繰り返し大学時代の態度などについて不満を言われた。その際、男性はラインをブロックしたことを謝罪したという。【最上和喜、宮城裕也】
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