
宮城県で最大震度5強を観測した20日の地震では、東日本大震災の被災地に4年4か月ぶりに津波注意報が発令された。東北地方は先月13日にも、最大震度6強の揺れに襲われたばかり。震災から10年が過ぎても、繰り返される大きな地震に、住民らはあの日の恐怖を思い出し、高台や内陸へ向かった。
同県沿岸部の石巻市では地震直後、高台の
夫と2人の子どもと一緒に車で避難した佐々木有里さん(36)は、テレビの地震速報も見ずに、すぐに避難したという。東日本大震災の津波で亡くした母のことを思い出した。
「尋常じゃない揺れだった。先月から地震が続いているし、大きな津波がまた来るかもしれないと思うと怖い」と声を震わせた。
10年前の津波で経営する飲食店2店を失った岩手県大船渡市の新沼崇久さん(50)は、海の近くに再建した店から客とスタッフを避難させた後、内陸部へ急いだ。「震災の経験から、宮城の津波注意報でも、津波が大船渡に来ないとは限らないと思った。よくわからない中では、一刻も早く避難した方がいいと考えた」と振り返った。
先月13日の福島県沖地震で、震度6強の揺れで被災した同県相馬市尾浜の旅館「かんのや」。今回の揺れで、客室の壁に入っていたひびが、さらに広がった。営業再開に向け準備をしている中での再被災に、館主の管野拓雄さん(62)は「せっかく修理をしても、同じような強い地震が続き、また壊れてしまうのではないかと心配だ」と話した。
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