菅首相の記者会見に同席した政府の分科会の尾身会長は、年末年始に感染者数を減らさなければその後、感染が急拡大する可能性が高いとしてあらためて協力を呼びかけました。
尾身会長「年末年始が終わりますと、社会経済活動が活発になりまして、感染がまた再び急増する可能性が極めて高いと思います。したがって、今この時期に下方に転じさせないと、一度ですね、年末年始が終わって感染が急拡大すると、それを下方に修正されるにはそう簡単ではなくて、かなり時間がかかります」
尾身会長は現在、感染が拡大している理由について、飲食を介しての感染リスクなどが十分に抑えられていないことが原因になっているとの見解を示しました。
その上で、「国と自治体が一体感のあるメッセージを出し、国民が同じ方向に向かうことが今一番大事なことだ」と強調しました。
また、菅首相は東京地検特捜部が吉川元農林水産相の事務所に家宅捜索を行ったことについて、「捜査機関の活動内容は承知していないので、私の立場ではコメントは控えたい」と述べました。
その上で、「政治家は自ら襟を正し、説明責任を果たしていくべきだ」との考えを示しました。からの記事と詳細
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