
岸防衛相は8日、陸上自衛隊に対し、複数の医療機関で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生している北海道旭川市に、看護官ら10人を送る災害派遣命令を出したと明らかにした。派遣先となる二つの施設には同日夜、看護官らの受け入れ調整を担う隊員が到着し、活動を開始した。防衛省は、重症者の増加で医療現場が
統合幕僚監部によると、旭川市に派遣される10人は、陸自第2師団(旭川市)の所属。看護官1人と准看護師資格を持つ自衛官4人の5人で編成する2チームが、市内の慶友会吉田病院と、重症心身障害者施設「北海道療育園」で、医師の補助や患者・入所者の検温や看護などにあたる。派遣期間は2週間以内。
「看護官」は、防衛医大の看護学科で看護師資格を取得した専門職だ。陸自には約1000人在籍している。普段は自衛隊中央病院(東京)や陸自が管理する全国七つの地区病院、各駐屯地の医務室で勤務し、有事の際は野外病院の設置・運営を担う。
新型コロナ対応で行われた災害派遣のうち、医師資格を持つ「医官」や看護官が携わった医療支援は、長崎港に停泊していた大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」での集団感染対応(4、5月)と、複数の医療機関でクラスターが発生した沖縄県での活動(8月)に続き、今回が3件目となる。
旭川市では8日、1日の感染者としては過去最多の50人の新規感染者が確認された。国内最大級のクラスターの場となった旭川厚生病院の感染者は14人増の234人、慶友会吉田病院は8人増の195人となった。二つの病院の入院患者計6人の死亡も発表された。
北海道の鈴木直道知事は「旭川市民、道民の生命を守るためには、自衛隊の力も借りて、この難局にあたっていかなければならないと(派遣要請を)決断した」とのコメントを出した。旭川市保健所の浅利豪・新型コロナウイルス対策担当部長は「市として派遣を重く受け止めている。関係機関としっかり調整し、自衛隊の力を活用させていただきたい」と語った。
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