政府は新型コロナウイルスのワクチンの調達が遅れている台湾に対し、4日に英アストラゼネカ製ワクチンを124万回分提供する方針を固めた。その後も複数回に分けて提供する。短期間で届けられるよう国際的な枠組みは使わず、政府主体で行う考えだ。
複数の政府・与党関係者が明らかにした。日本はアストラゼネカ製を国内向けに、1億2千万回分確保しているが、接種後に血栓症が極めてまれに起きると報告されていることから、使用を見合わせている。台湾に提供する総量は調整中だという。
茂木敏充外相は3日の参院外交防衛委員会でワクチン支援について、「二国間、地域の間での供与もありうる」と言及。台湾では7月以降、ワクチンの生産態勢が整うと見通しを示したうえで、「当面の緊急のニーズがある」と早期の提供を示唆していた。
政府は、国際的なワクチン共同調達の枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて供給する方法も検討していたが、時間がかかることなどが課題となっていた。
台湾の蔡英文総統は、日本政…
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